少し前に、読売新聞の1面に気になる記事が載っていました。
日本は、他の国に比べて15歳時点での読解力が低下したそうです。
2015年に実施された、PISAっていう国際的な学力調査テストの結果だそう。
日本の学校現場では、先生方が読解力を高めるために
いろいろな対策をしてきたにも関わらず
今回(2015年)の調査でまた読解力が低下したようで
学校の先生方もガクッと来ているみたいですね。
どうして、日本の生徒の読解力が下がったんでしょうか?
読売新聞の記事では、読解力が下がった理由を2つ書いています。
1つ目の理由は、
中高生のスマホ(LINEとかTwitterなど)でのコミュニケーションが増えて
短文でのやり取りが多くなったこと。
もう1つの理由は、読書量が減っていること。
これも、中高生のスマホ利用が増えたこととつながっているように思います。
スマホを使いだすと、ゲームアプリで遊んだり、動画やネットの記事を見たりする時間が増え
その分だけ、本を読む時間が減りそうです。
中高生のスマホ利用は今後も減らないでしょうから
読解力が下がっていく傾向は、これからも続くように思います。
さて、これはどういうことでしょうか?
子どもを放っておく限り、お子さんの読解力は下がるばかりだということです。
いいかえると、いまの時代では
読解力を上げるために、子どもに対して特別な働きかけが必要なんです。
僕のトミタ式国語の授業では、
・面白い本を紹介して読んでもらう
・週1回、本格的な読解方法を分かりやすく教える
・来週の授業までに読解問題も宿題で出して自分で考えさせる
こういう仕組みがあるので
結果として、子どもはたくさんの文章を読むことになります。
これで、読解力が伸びないはずがありません。
実際に、生徒の国語の点数がかなり上がります。
いまの時代の子ども達の能力が劣っているとは、僕はまったく思いません。
読書をしたり、論理的に考えたりする仕組みがあれば
いまの子どもも、高い読解力を身につけて
周りに”賢い”と思われるような考え方をできるようになります。
でも、繰り返しになりますが
いま子どもを取り巻いている環境では、
放っておいてはお子さんの読解力は上がりません。
国語の読解力に特化したトレーニングが必要です。
トミタ式では、子ども達が楽しく学びながら
国語力・読解力が上がる仕組みを用意しています。
気になる方は、
ぜひ一度、トミタ式の体験ワークショップに参加していただければ
「こんなに楽しそうに、子どもが国語を学べるんだなぁ」と
目からウロコの経験をしていただけると思います。