子どもの読書について, 未分類

「本を読む子に育てる」セミナーに参加してきました

BY 富田哲郎 2016.11.24

こんにちは。楽しく国語を学ぶスクール・トミタ式代表の富田です。

 

先日、「本を読む子に育てる」というセミナーに家族で参加してきました。

 

我が子に本を読む習慣をつけてあげたいという思いの親御さんは多いようで

我が家の他にも

赤ちゃん連れのお父さんお母さん達が8組ほど参加されていました。

 

 

セミナーでは

子どもが2歳になるまでにいかにして本を読む子にさせるか

という方法が紹介されましたが

その中でも、僕が大切だと感じたポイントが3つありました。

 

1つは、子どもの自発的行動に基づいて本を読むことです。

本人が嫌がることを習慣にすることは難しい。(特に幼児の場合)

だから、本人が自分の意思で持ってきた本を

読んであげるようにするのが大事だということです。

 

幼児本人が、自分の意思で本を持ってくるなんて可能なの?

と思えますが、それは可能です。

しかし、そのためにあとの2つのポイントである

「環境づくり」と「良い本を用意する」が

大切になってきます。

 

 

もう1つの大切なポイントである環境づくりとはなにか。

 

それは

子どもから見て、本が気になるように

部屋をつくるということです。

 

はっきりいって、本は地味な存在です。

 

だから、たとえ良い本を置いておいたとしても、

他のおもちゃやテレビや大人のスマホの方が目立つので

そちらに気をとられてしまい

子どもの目に本が気になるものとして映るということは

なくなるわけです。

これでは、自分の意思で本を持ってこさせることなんて

できませんね。

 

さて、以上のポイントを押さえておくと

環境を整え、子どもが自分の意思で本を持って来ます。

でも、もう1つのポイントを押さえていないと

子どもが本を読む習慣をつけることにはなりません。

それは、良い本を用意するということ。

 

本を読んでもらうことは

子どもにとってとってもタイヘンなことです。

文章を聞きながらストーリーを想像するには

集中力もいるし、時間もかかります。

 

それだけ頑張って、

やっとたどり着いた物語が面白くなくっては

子どもは報われません。

せっかく頑張って本を読んでもらうのにつきあっても

つまらない本だったら、子どもは本が好きになることはありません。

次に自分から本を持ってくることもありません。

 

だから、部屋に用意しておく本は重要!

 

書店で目立つように置いてある本や売れている本が

面白い本であることは少ないそうです。

 

講師の方の1番のオススメ本は

『はたらきもののじょせつしゃけいてぃー』

(ばーじにあ・りー・ばーとん 、いしいももこ)

だそうですよ!

 

石井桃子さん翻訳の作品にハズレなしということでしたよ~♪