トミー先生のおすすめ図書
10年以上国語を教え続けてきたトミーこと富田哲郎が
生徒からの反応が良かった
おすすめの本、イチオシ書籍を紹介します!
【〜未就学のお子様向け】
『もこもこもこ』
たにがわしゅんたろう・さく
もとながさだまさ・え
擬音語だけなのに、ちゃんとストーリー展開がある!
長い本が読めなくっても、ちゃんとストーリーの面白さを子どもに味わってもらえる素晴らしい本!!
小さな子もストーリーの面白さってわかるんです!!
『くつくつあるけ』
林 明子 さく
この本も、まだ本を読んだことのないような
お子さんにも、ストーリーの面白さが伝わる
めちゃくちゃ良い本ですね。
はじめての読み聞かせには、この本!!
くつだけのイラストなのに、子どもの動きが見える!!
『いちにのさんぽ』
ひろかわ さえこ 作
読み聞かせする本は、読んでいるときのリズムが大事なんですよね。
この絵本は、リズムが抜群に良くて読んでいると楽しくなっちゃう!
だから聞いている子どもは、やっぱり楽しい!!
『おふろだいすき』
松岡 享子 作 / 林 明子 絵
おふろって、入ると楽しいですよね。
おふろが好きなお子さんも、おふろが嫌いなお子さんも、どちらもこの本を読んだらきっとお風呂が好きになる!ワクワクする不思議なおふろの世界へ、さあどうぞ!!どこにつながってるのかな、このおふろ!?
林明子のお風呂のイラストが、たまらなくあったか〜い!!
『モチモチの木』
斉藤 隆介 作 / 滝平 二郎 絵
小学校の教科書でも扱われる名作。大切なひとのためなら、子どもはがんばります。自分がやらなきゃいけないときは、やります。
滝平二郎さんの切り絵の世界観が本当に素敵なので、絵本で読むのがオススメです。こういう宝石のような物語に学校の授業で出会うのもいいですが、おうちの人に読んでもらって楽しめる子どもは、やっぱり幸せだと思います。
『もりのへなそうる』
わたなべ しげお 作 / やまわき ゆりこ 絵
現在、うちの4さいのむすめがこの本が好きで、森に行って「へなそうる」に会いたいんだそうです。たしかに、かいじゅう(?)の「へなそうる」がかわいいんよなぁ。会えたら素敵やなぁ・・・。この本を読んでいる時間は、みんな「へなそうる」に会えます。大人も子どもも。
【小学校低学年〜中学年向け】
『かいぞくポケットシリーズ』
寺村輝夫 著
『かいぞくポケット』は、本当にすごい!!これで本にハマる生徒が、いっぱいいます。
主人公のポケット、魔法を使えるネコのアイコに加えて、乗組員の力持ちのケン・大砲の名手ジャン・料理人のポンというキャラクターがいきいきしてて、船の上でワイワイやりながら冒険が進んでいきます。
毎回お宝を探して旅して最後に宝をゲットするんですが、その宝が次の巻の物語が始まるきっかけになる、という仕掛けで、気づくとみんな次々にシリーズを読んじゃうんですよね!
『わかったさんシリーズ』
寺村輝夫 著
こちらも寺村輝夫さんの本。『かいぞくポケット』が、どちらかというと「冒険好き」の男の子っぽい子が好きだとすると、お料理や家事が好きな子どもにはこちらの『こまったさんシリーズ』がオススメ!!ページをめくればどんどん世界が変わっていく、そのスピード感が子どもにはたまらない!!
【小学校中学年〜高学年向け】
『大どろぼうホッツェンプロッツ』
プロイスラー 作 / 中村浩三 訳
大人も子どもも、楽しみながら読めちゃいます!!大どろぼうのホッツェンプロッツは、人が大切にしているものをうばったり子どもをさらったりする、ほんと悪いヤツです。でも物語全体がコミカルな雰囲気で、ホッツェンプロッツが悪いぐらいが面白いんです。ホッツェンプロッツを捕まえようとする二人の主人公のカスパールとゼッペルの組み合わせが絶妙ですね。僕は、ちょっとヌケているゼッペルが好きです。
『びりっかすの神さま』
岡田 淳 著
岡田淳の描く世界は、ファンタジーなのにリアル!!そこがいい!!
勉強、テストで競い合って個人個人になっていた生徒たちが、不思議な世界を通じて心一つになっていくのが魅力的です。この作品で物語の面白さを知って、本を読み始めた生徒も!!