未分類

中学受験で国語だけ伸びない…個別塾は効果がある?塾選びのポイント

BY 富田哲郎 2026.02.12

先日、保護者の方からこんな相談を受けました。

「算数は少しずつ上がってきたのですが、国語だけがどうしても伸びないんです。個別塾に変えた方がいいのでしょうか?」

中学受験をされているご家庭では、実はこの相談はとても多いんです。

算数や理科は努力が結果に出やすいのに、国語だけが偏差値40台のまま動かない。模試のたびに点数が安定せず、不安になってしまう。そんなケースは珍しくありません。

そこでよく検討されるのが、「国語だけ個別塾に通う」という選択です。

ただし、ここで一つ大事なことがあります。

結論から言うと、国語は個別指導と相性がいい教科です。

ですが、「個別塾ならどこでも伸びる」というわけではありません。

算数は解き方を覚えれば点数につながりますが、国語はそう単純ではありません。

文章の読み方、設問の考え方、答えを作るプロセス。こうした読解スキルが身についていないと、いくら問題を解いても成績は安定しないのです。

だからこそ、国語の指導では「個別での細かい観察」と「一人ひとりに合わせた指導」がとても重要になります。

この記事では、中学受験において

**「国語は個別塾で伸びるのか」**という疑問にお答えしながら、

・個別塾が国語に向いている理由

・国語が伸びる個別塾の特徴

・失敗しない塾の選び方

について、現場での経験をもとにお話ししていきたいと思います。

国語の成績は、やみくもに勉強しても上がりにくい教科です。

ですが、正しい方法で読解スキルを鍛えれば、偏差値は確実に変わってきます。まずはその仕組みから、順番に見ていきましょう。

中学受験で「国語だけ伸びない」という悩みは多い

国語指導をしていると、保護者の方からよくこう言われます。

「算数は少しずつ上がってきたんですが、国語だけがずっと同じなんです。」

実はこれは、とてもよくあるケースなんです。

算数は、演習量を増やすことで正答率が上がりやすい教科です。

解法パターンを覚え、同じタイプの問題を繰り返せば、偏差値は比較的安定して上がっていきます。

一方で国語はそうはいきません。

文章の読み方が身についていない状態で問題だけ解き続けても、成績はなかなか変わらないんです。

実際の授業でも、こういう子は少なくありません。

問題はたくさん解いている。

知識問題もそれなりに覚えている。

それでも、読解問題の正答率が安定しない。

こういう場合、多くのご家庭では「演習量が足りないのでは」と考えてしまいます。

ですが、原因はそこではないことが多いのです。

国語の成績が伸びない理由は、読解スキルが身についていないことにあります。

文章をどこに注目して読むのか。

筆者の主張をどう整理するのか。

設問が何を聞いているのか。

こうした読み方や考え方を意識せずに問題を解いていると、模試でも本番でも点数は安定しません。

だからこそ、国語は「問題を解く量」だけでなく、読み方そのものを指導することが大切になってくるのです。

結論:国語は個別指導と相性がいい教科

ここで結論をお伝えします。

国語は、個別指導と非常に相性がいい教科なんです。

なぜかというと、国語の間違い方は生徒ごとにまったく違うからです。

算数の場合は、ある程度パターンがあります。

公式を知らない、途中計算でミスをする、解法を選び間違える。こうした原因は比較的はっきりしています。

しかし国語は違います。

文章をなんとなく読んでしまう子もいれば、

設問の条件を読み落としてしまう子もいます。

また、本文の言葉をそのまま使えばいいのに、自分の言葉に置き換えてしまう子もいます。

逆に、本文のどこを根拠にすればいいのか分からない子もいます。

つまり、同じ問題を間違えていても、原因がまったく違うのです。

集団塾では、どうしても授業の中心は「解説」になります。

先生が正しい答えとその理由を説明し、全体に共有する形になります。

もちろんそれも大切なのですが、

それだけでは「その子がなぜ間違えたのか」までは見えにくいのです。

国語の成績を上げるために本当に必要なのは、解説を聞くことではありません。

自分の読み方のクセを修正することです。

だからこそ、講師が一人ひとりの答案を見ながら、

「どこで読み違えたのか」「どこで判断を誤ったのか」を確認できる個別指導は、国語と非常に相性がいいのです。

もちろん、個別塾であれば必ず伸びるというわけではありません。

次に、国語の成績が上がる個別塾にはどんな特徴があるのかをお話ししていきます。

中学受験の国語に強い個別塾の特徴

では、国語の成績が伸びる個別塾にはどんな特徴があるのでしょうか。

ここで一つ大切なポイントがあります。

それは、解説中心の授業になっていないかということです。

国語の授業というと、多くの塾ではこういう流れになります。

問題を解く → 先生が解説する → 正解を確認する。

一見すると、これで理解できたように感じます。

ですが実は、この方法だけでは読解力はあまり伸びないことが多いんです。

なぜなら、生徒が聞いているのは「答えの説明」だからです。

たとえば、

「この段落に筆者の主張があります」

「この言葉が根拠になります」

こうした説明を聞けば、その問題は理解できます。

ですが、それだけでは次の文章を自分で読めるようにはならないのです。

国語の成績を上げるために本当に必要なのは、

「正解の解説」ではなく、文章の読み方そのものの指導になります。

具体的には、

どこに注目して読むのか。

筆者の主張はどこに書かれることが多いのか。

設問がどの部分を根拠にしているのか。

こうしたポイントを、答案を見ながら一つずつ確認していくことが重要です。

僕が授業でよく行うのは、「なぜこの答えを書いたのか」を生徒に説明してもらうことです。

すると、多くの場合、読み違えや思い込みが見えてきます。

その場で読み方を修正し、もう一度本文を確認する。

こうしたやり取りを繰り返していくことで、読解スキルは少しずつ身についていきます。

つまり、国語に強い個別塾とは、

解説をする塾ではなく、読み方をトレーニングする塾なのです。

個別塾でも国語が伸びないケース

ここまでお話しすると、

「それなら個別塾に行けば安心ですね」と思われるかもしれません。

ですが、実際には個別塾に通っても国語が伸びないケースも少なくありません。

理由はシンプルです。

個別塾でも、授業の内容が集団塾とほとんど変わらないことがあるからです。

よくあるのが、解説中心の授業です。

生徒が問題を解く。

先生が答えを確認する。

そして解説をする。

一見すると丁寧な授業に見えますが、これでは国語のスキルはなかなか身につきません。

なぜなら、生徒自身の「読み方」が変わっていないからです。

また、知識問題の対策ばかり行っているケースもあります。

漢字、語句、ことわざ。

もちろん大切な分野ですが、これだけでは読解問題の正答率は大きく変わりません。

中学受験の国語で得点差がつくのは、

文章読解の問題だからです。

読解問題では、

どこを根拠に答えるのか。

設問は何を聞いているのか。

本文のどの表現を使えばよいのか。

こうした判断が必要になります。

つまり、個別塾であっても

「問題を解く → 解説を聞く」という授業だけでは、国語の成績は大きく変わらないのです。

だからこそ塾選びでは、

その塾がどのように読解スキルを指導しているのかを確認することがとても大切になります。

個別塾の選び方【保護者向け】

では、中学受験の国語対策として個別塾を検討する場合、どのような点を見ればよいのでしょうか。

まず確認していただきたいのは、国語の指導方針です。

多くの塾では、授業の中心が「解説」になっています。

問題を解いて、答え合わせをして、先生が解説する。この形です。

もちろん解説も大切ですが、それだけでは読解スキルは身につきにくいのです。

大事なのは、生徒の答案を見ながら

「どこで読み違えたのか」「なぜその答えになったのか」を確認しているかどうかです。

つまり、読み方や考え方を指導しているかどうかが重要になります。

次に見ていただきたいのは、国語の指導実績です。

個別塾の多くは、算数や英語を中心に指導していることが多く、国語はサポート的な位置づけになっていることもあります。

ですが、中学受験の国語は独特です。

設問の作り方や記述問題の採点基準など、入試特有のポイントがあります。

そのため、中学受験の国語を専門的に見ている塾かどうかは大きなポイントになります。

そしてもう一つ大切なのが、家庭学習のフォローです。

読解スキルは、一度の授業で身につくものではありません。

演習を重ねながら、少しずつ読み方を定着させていく必要があります。

だからこそ、授業だけで終わるのではなく、

家庭学習の内容や進め方まで含めてフォローしてくれる塾は安心です。

塾選びでは、どうしても授業料や通いやすさに目が向きがちです。

ですが国語の場合は、それ以上にどのような指導をしているのかを見ることが大切なんです。

国語はスキルの教科です。

だからこそ、正しい方法でトレーニングを積み重ねていく環境が必要になるのです。

トミタ式が国語専門で指導している理由

ここまでお話ししてきたように、国語は「知識」よりも「スキル」が重要な教科です。

もちろん、漢字や語句といった知識問題もあります。

ですが、中学受験の国語で得点差がつくのは、やはり読解問題です。

文章をどう読むのか。

設問をどう分析するのか。

本文のどこを根拠に答えるのか。

こうした読解スキルが身についていないと、模試の偏差値は安定しません。

私が国語専門で指導している理由も、まさにそこにあります。

国語は、問題をたくさん解けば伸びる教科ではありません。

読解スキルを意識してトレーニングしなければ、成績は変わらないのです。

実際の授業でも、私は「なぜこの答えを書いたのか」を必ず確認します。

どの部分を根拠にしたのか。

どこで判断したのか。

そこを一緒に整理しながら、読み方のクセを修正していきます。

こうした指導は、どうしても時間がかかります。

だからこそ、私は集団授業ではなく、個別指導という形で国語を教えています。

読解スキルは、一度理解すれば終わりというものではありません。

演習を重ねながら、少しずつ身についていくものです。

だからこそ、焦らずに継続して取り組むことが大切なのです。

まとめ

中学受験の国語は、勉強のやり方で結果が大きく変わる教科です。

算数のように解法を覚えていく科目とは違い、

国語では文章の読み方や設問の考え方といった読解スキルが重要になります。

そのため、

・解説を聞くだけの授業

・問題演習だけを繰り返す学習

こうした方法では、成績が伸びにくいことも少なくありません。

国語は「知識」ではなく「スキル」の教科です。

だからこそ、一人ひとりの読み方を確認しながらトレーニングしていくことが必要になります。

読解スキルは一朝一夕で身につくものではありません。

ですが、正しい方法で積み重ねていけば、偏差値は確実に変わっていきます。

焦らずに、日々の演習を大切にしていきましょう。

CATEGORY : 未分類