学校でトレーニングする知識や知的能力のなかでも

国語力は、とても大事です。

 

国語力で

仕事だけでなく、いろいろな場面で活躍のチャンスが巡ってきます。

 

国語力は、一生モノです。

 

 

子どものうちに言語能力を伸ばしておくと

将来の活躍の幅は、確実に広がります。

 

 

やっぱり、子どものうちに

特別に国語力のトレーニングしておかないと

もったいないです。

 

大切な国語力ですが、

子どもの学びは

やっぱり楽しくないといけません。

 

子どもにストレスをかけて無理に勉強させるようなことは

避けたいです。

将来、その子にとって学習が嫌いになる可能性が高くなってしまいます。

 

自分で学習をできる習慣は

大人になってから、ものすごく重要なので

子どものときに

本を読んだり、文章を書いたりする

楽しさを味わってほしい。

 

 

 

”日本でいちばん楽しく国語力をトレーニングできる場所”

それがトミタ式です。

こんにちは。楽しく国語を学ぶスクール・トミタ式代表の富田です。

 

先日、「本を読む子に育てる」というセミナーに家族で参加してきました。

 

我が子に本を読む習慣をつけてあげたいという思いの親御さんは多いようで

我が家の他にも

赤ちゃん連れのお父さんお母さん達が8組ほど参加されていました。

 

 

セミナーでは

子どもが2歳になるまでにいかにして本を読む子にさせるか

という方法が紹介されましたが

その中でも、僕が大切だと感じたポイントが3つありました。

 

1つは、子どもの自発的行動に基づいて本を読むことです。

本人が嫌がることを習慣にすることは難しい。(特に幼児の場合)

だから、本人が自分の意思で持ってきた本を

読んであげるようにするのが大事だということです。

 

幼児本人が、自分の意思で本を持ってくるなんて可能なの?

と思えますが、それは可能です。

しかし、そのためにあとの2つのポイントである

「環境づくり」と「良い本を用意する」が

大切になってきます。

 

 

もう1つの大切なポイントである環境づくりとはなにか。

 

それは

子どもから見て、本が気になるように

部屋をつくるということです。

 

はっきりいって、本は地味な存在です。

 

だから、たとえ良い本を置いておいたとしても、

他のおもちゃやテレビや大人のスマホの方が目立つので

そちらに気をとられてしまい

子どもの目に本が気になるものとして映るということは

なくなるわけです。

これでは、自分の意思で本を持ってこさせることなんて

できませんね。

 

さて、以上のポイントを押さえておくと

環境を整え、子どもが自分の意思で本を持って来ます。

でも、もう1つのポイントを押さえていないと

子どもが本を読む習慣をつけることにはなりません。

それは、良い本を用意するということ。

 

本を読んでもらうことは

子どもにとってとってもタイヘンなことです。

文章を聞きながらストーリーを想像するには

集中力もいるし、時間もかかります。

 

それだけ頑張って、

やっとたどり着いた物語が面白くなくっては

子どもは報われません。

せっかく頑張って本を読んでもらうのにつきあっても

つまらない本だったら、子どもは本が好きになることはありません。

次に自分から本を持ってくることもありません。

 

だから、部屋に用意しておく本は重要!

 

書店で目立つように置いてある本や売れている本が

面白い本であることは少ないそうです。

 

講師の方の1番のオススメ本は

『はたらきもののじょせつしゃけいてぃー』

(ばーじにあ・りー・ばーとん 、いしいももこ)

だそうですよ!

 

石井桃子さん翻訳の作品にハズレなしということでしたよ~♪

「子どもの国語の成績がよくなくて、塾に行っていてもあまり伸びません。」

このようなお声を、保護者の方からよく伺います。

だからといって、
どうしたらいいか分からないし
塾や習い事で、これ以上時間もない。

そんなときに、時間をかけずに
塾の勉強のついでにできるオススメの勉強法をご紹介します!

それは、

「塾で取り組んだ国語の問題の文章を
要約する習慣をつける。」

コレだけです!

もし、通塾していないお子様なら、
いま取り組んでいる国語の問題集の文章を
要約するようにします。

たったこれだけで、メキメキと国語力がついてきます!!

でも、なぜ要約するだけで国語力がつくのでしょうか?

それは、長い文章を要約しようとすると

・大事な文と、そうでない文を見分ける力がつく
・いくつもの大事な文を、一つにまとめる力がつく

からなんです。

国語の読解力というのは、じつは要約力なんです。

要約、さっそく取り組んでくださいね!

要約の仕方を実際にどうやるかについては
以下の記事で、
国語で出てくるいろいろな文章を要約する方法を
タイプ別にまとめてみたので、
これらを参考にしながら取り組んでみてくださいネ。

→ 物語文の要約の仕方

→ 説明文の要約の仕方

→ 論説文の要約の仕方

→ 随筆分(エッセイ)の要約の仕方

子どもができないことをできるようにするときに大事なのは、

「ポイントを絞った反復」

です!!

それは中学受験の国語の読解力を上げる場合でも一緒です☆

まず、いまお子様が国語の読解で

つまづいているポイントは何なのか

ここをはっきりさせることですね!

できていないポイントは何なのか分かってくれば、

それがこれから読解の勉強で意識していくポイントになります。

そのときに大事なのは、

意識するポイントを多くても3つまでにすることです!

意識するポイントが多すぎると、いろいろなところに目がいってしまって

結局どの部分でも中途半端にしかできずに

読解力はあまり伸びません。

まず、3つまでに絞ったポイントを3週間繰り返しくりかえし実践してみましょう。

それらが習慣的にできるようになるまでは、他のポイントはあえて学ばないようにします。

大事なのは、いま子どもが意識して実践を繰り返すべきポイントは何かを

しっかり見定めることです。

ポイントを絞った反復こそが、国語力向上のカギです。