「カタルタ」って知っていますか?

トランプの真ん中に
「ところで」「でも」(接続詞)や
「いつもは」「偶然にも」(副詞)などの言葉が書いてあるカードです。

どうやって遊ぶかというと
まず、「昔、あるところに、おじいさんとおばあさんがいました」といった具合に
話のはじまりだけ決めます。

次に、伏せたカタルタの山の中から1枚めくって
出たカードの言葉で話をつないでいきます。

仮に、「いつもは」のカードが出たら
そのカードを引いた人が
「いつもは、おじいさんは山へしばかりに、おばあさんは川へ洗たくにいきます」
と、たとえばこんな話を作るわけです。

次の人が、またカタルタの山の中から
「ところが」を引いたとすると

「ところが、その日はなぜかおじいさんが川へ洗たくに、
おばあさんが山へしばかりに行くことにしました」

みたいなお話をつないていきます。

なかなかおもしろそうです!!

トミタ式でも、子どもに「接続詞」に馴染んでもらうために
授業に取り入れていきます!

というのも、接続詞を理解することは
読解にとってとても大切だからです!

さてさて、毎回の授業でどんなゆかいなお話が出来上がるんでしょうか??

お楽しみに!!

「子どもに読書させたいけれど、本に興味がないんです。」

という声を親御さんからよく聞きます。

 

でも、「子どもに読書させたい」と思ったら、まず知っておいてほしいことがあります。

 

それは、

「子どもにとって、読書ってハードルが高い」

ということです。

 

 

たとえば

Youtubeの動画を見たり、ゲームをしたりするのは

子どもの労力を必要としません。

動画とかゲームは、子どもが頑張らなくても、

惹きつける魅力があって、すぐに面白さを味わえます。
ところが、本を読むときはどうでしょうか?

本の楽しみを味わうまでに

まず、がんばって文字を読んで

頭のなかにイメージをつくっていくという努力が先に来ます。

 

この”文字の列からストーリーを作る”

というのは、子どもにとてたいへんな作業なんです!!

 

そのたいへんさを乗り越えて、

やっとこさ本の内容が分かってきて、はじめて子どもは楽しいと感じます。
このように、本を読むのは

本の楽しみを知るよりも先に大変さがあるので

放っておいては、子どもは本を読むようになりません。

 

一方で、本の楽しみを知った子どもは

どんどん本を読むようになります。
じゃあどうすればいいか?
それは、本を読むときの子どもの労力を減らしてあげることと、

せっかくの努力が台無しにならないよう、面白い本を選んであげること

この2つが大事ですね。

 

【読書のとき、子どもの労力を減らすコツ】
1.読み聞かせ
2.子どもの能力以上の本を一人で読ませない
3.読書のときに気が散るものを周りに置かない

 

読み聞かせをしてあげることで、子どもは自分で文字をイメージにする必要がなくなるので

ラクにストーリーを楽しめます。

 

それから、多くの親御さんは、年齢相応の本は読ませたいと思いますが、

本に書いてある対象年齢は、いまの子どもに合っていないように思います。

あくまで、

・その子がストレスなく読むことができる

・その子が読んでいて楽しいと感じる

という本を読んでもらうようにしましょう。

 

面白い本については、具体的に本を紹介していくつもりです~。

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2016年12月7日付読売新聞

 

少し前に、読売新聞の1面に気になる記事が載っていました。

 

日本は、他の国に比べて15歳時点での読解力が低下したそうです。

2015年に実施された、PISAっていう国際的な学力調査テストの結果だそう。
日本の学校現場では、先生方が読解力を高めるために

いろいろな対策をしてきたにも関わらず

今回(2015年)の調査でまた読解力が低下したようで

学校の先生方もガクッと来ているみたいですね。

 

 

どうして、日本の生徒の読解力が下がったんでしょうか?

 

読売新聞の記事では、読解力が下がった理由を2つ書いています。

 

1つ目の理由は、

中高生のスマホ(LINEとかTwitterなど)でのコミュニケーションが増えて

短文でのやり取りが多くなったこと。

 

もう1つの理由は、読書量が減っていること。

これも、中高生のスマホ利用が増えたこととつながっているように思います。

スマホを使いだすと、ゲームアプリで遊んだり、動画やネットの記事を見たりする時間が増え

その分だけ、本を読む時間が減りそうです。

 

中高生のスマホ利用は今後も減らないでしょうから

読解力が下がっていく傾向は、これからも続くように思います。

 

さて、これはどういうことでしょうか?

 

子どもを放っておく限り、お子さんの読解力は下がるばかりだということです。

 

いいかえると、いまの時代では

読解力を上げるために、子どもに対して特別な働きかけが必要なんです。

 

僕のトミタ式国語の授業では、

・面白い本を紹介して読んでもらう

・週1回、本格的な読解方法を分かりやすく教える

・来週の授業までに読解問題も宿題で出して自分で考えさせる

こういう仕組みがあるので

結果として、子どもはたくさんの文章を読むことになります。

 

これで、読解力が伸びないはずがありません。

実際に、生徒の国語の点数がかなり上がります。

 

 

いまの時代の子ども達の能力が劣っているとは、僕はまったく思いません。

 

読書をしたり、論理的に考えたりする仕組みがあれば

いまの子どもも、高い読解力を身につけて

周りに”賢い”と思われるような考え方をできるようになります。

 

 

でも、繰り返しになりますが

いま子どもを取り巻いている環境では、

放っておいてはお子さんの読解力は上がりません。

 

国語の読解力に特化したトレーニングが必要です。

 

トミタ式では、子ども達が楽しく学びながら

国語力・読解力が上がる仕組みを用意しています。

 

気になる方は、

ぜひ一度、トミタ式の体験ワークショップに参加していただければ

「こんなに楽しそうに、子どもが国語を学べるんだなぁ」と

目からウロコの経験をしていただけると思います。


国語の専門塾って、
どうも、お固いイメージになっている気がします。

でも、トミタ式は、
「国語ってもっと楽しく学べる!」
が、コンセプトです!

トミタ式の国語授業の楽しさを
気軽に体感してもらえるプログラムを開発中なんです!!

参加者の子ども達みんなで協力して
文章を読みといて謎解きをする
みたいなワクワクするプログラムを構想中です!!

詳細が決まってきたら、ちょくちょくまたこのブログで報告しますね!

program

 

国語の専門塾って、

どうも、お固いイメージになっている気がします。

 

でも、トミタ式は、

「国語ってもっと楽しく学べる!」

が、コンセプトです!

 

トミタ式の国語授業の楽しさを

気軽に体感してもらえるプログラムを開発中なんです。

 

参加者の子ども達みんなで協力して

文章を読みといて謎解きをする

みたいなワクワクするプログラムを構想中です!!

 

詳細が決まってきたら、ちょくちょくまたこのブログで報告しますね!